楽しい事をしたあとは、仕事が憂鬱である。
キャンプをしている時の、心からの幸福感。
自然をダイレクトに感じ、仲間たちともなんの打算もなく笑いあえる。
ものを独占するのではなく、共有しみんなで分け合う。
子どもたちも、みんなで見合う。
そんな経験をしたあとに、日常生活に戻るとなんと窮屈なことか。
勤務時間は決まっており、しないといけないことも決まっている。
もっと自由に時間を使いたいと思ってしまう。
仕事ができる有難さも頭では理解しているし、感謝もしている。
仕事だって、面白さを見つけて取り組んでいる。
しかしそれは、頭で理解しているだけなのだ。
理屈で本能を押し付けているだけなのだ。
感謝しないといけないと思った時点で感謝していないのだ。
自然の中にいると、感謝しないといけないという感情すら出てこない。
もっと次元を超えた、幸福感に包まれる。
仕事をするからこそ、休日が楽しいというのも理屈だ。
たしかに仕事からの解放感はある。
それは幸福感というよりも、解放感である。
仕事がしたくないわけではない。
人生が仕事中心になっているのだ、嫌なのだ。
1日3-4時間くらいの仕事でいい。
なんとか、この夢をかなえられないものか日々模索中である。
でもお金が減るのも不安だしな。
と、ぐちぐち言っているのである。