先日テレビを見ていて違和感を感じた。
不況で経営が悪いのに従業員を減らせないと社長が言っていたのだ。
理由は
「雇用を守らないと、従業員が露頭に迷う」と。
この発言に違和感を感じたのだ。
自分が保護しなければ、野垂れ死ぬとおもっている節がある。
従業員の能力を信じていないのだろうか?
自分の会社以外では働けないと思っているのだろうか?
いまだに父権主義がはびこっているのだと強く感じたのだ。
社長本人は、「いいこと」を言っていると思うのだが。
日本経済が傾いてきている原因の一端を見た気がした。
雇用を守る事が会社の目的になっているようだ。
会社の目的は利益を出し、利益がでるから従業員を雇うのだと思うのだが。
従業員を解雇すること=無慈悲・悪 という考え方がある。
この考えを変えないと、日本経済は復活しないと思う。