キャンプをしていると
自然と人の役に立ちたいという気持ちになる。
人の役に立ちたいというより目の前の人の役に立ちたいという気持ち
普段の生活では、損得がからみ「心の底から」人の役に立ちたいと思うことは少ない。
仕事だからしている。
わりとドライな感覚で人と接している。
キャンプ中は
食事をふるまいたくなり
片づけを手伝いたくなり
物を貸してあげたくなる。
「心の底から」役に立ちたいと思うのだ。
人間の素の状態が発動されるのかもしれない。
性善説を信じたくなる。
なぜ日常になると、心が汚れていくのだろう?
自然に帰ると、心の汚れが落ちていくのだろう?
ストレスという言葉で括ってしまえば楽だが
なんか違う気がする。
もっと、深い所の何かが動いている気がするのだ。
心とも魂とも違う、もっと人間の根源的なもの。
火を囲み語り合う経験は特別なものだ。
妬み嫉みもなく、話が聴ける。
素直に話を面白いと思える。
人の話に耳を傾けることができる。
自然で遊ぶ事でどれだけストレスが減る事か。
日常がどれほど人間的ではない生活となっていることか。
自然と調和した生き方が人生の最終目標となってきた。