苦痛を受け入れると楽になる

ドーパミン中毒という本を読んだ。

誰しも、何かに中毒傾向があることは確かだ。

 

普通摂取⇒過剰摂取⇒依存症 という経過をとる。

なぜ、人はドーパミン中毒=依存症になってしまうのか?

スタンフォード大学の精神科教授が執筆している。

 

要は快感を得たいためだが、その根本は現実からの逃避にある。

現実は基本的につらいもので、ストレスがあるものだ。

 

仕事に満足している人のほうが満足していない人よりも多い

人間関係に満足している人のほうが満足していない人よりも多い と思う。

 

理想的な生活を送れる人は少ないはずだ。

でも、依存的にならず心地よく過ごしていく方法はある。

そのヒントがいくつか書かれていた。

 

一番、参考になったことは

「苦痛を感じている事を受け入れる」という思考だ。

例えば仕事が嫌だなとおもったら

仕事から逃避するのではなく、没頭をしてみるということだ。

没頭といっても長時間労働をするのではなく、

主体的にかかわり、コントロールをしていく。

嫌だ、嫌だと思っていると苦痛が増すだけ。

受け入れるという行為がとても大切。

 

この本から学んだ事

「現実を直視し、嫌なことは避けるのではなく主体的にかかわりとり込んでいく」

ということだ。