みんな違ってみんないい その先は 自分だって違ってそれでいい

ある考え方を自分にインストールをすると、世界の見え方や行動が変化します。

言い方を変えると「洗脳が解けた瞬間を感じる時」があります。

2022年に自分に衝撃を与えた考え方があります。

「分人」です。

平野啓一郎さんが提唱している「分人主義」です。

この考え方をインストールしてから、人間関係が楽になりました。

子どもとの会話や学校での悩み相談でも使えます。

 

人によって見せる顔が違うというのは、悪いことだという意識がありました。

「裏表がない人」が「いい人」

「裏表がある人」は「良くない人」。

これ、完全に洗脳だったことに気がつきました。

教育の恐ろしさ…。教えて育てる事と洗脳と本質は一緒ではないかと思います。

教育は「いい言葉」

洗脳は「良くない言葉」 

と勝手に私たちが思い込んでいるけどやっていることは一緒です。

 

分人という考え方に触れて洗脳が解けました。

「人によって、見せる顔が違う」ということが正常なのだと。

裏表はなく、自分の人格を人によって使い分けているわけです。

そんな高度なことができるのはやはり人間だから。

逆に裏表が全くない人がいたらどうでしょうか?

人でしょうか?怖くないですか?

 

悩みのほとんどは分人主義をインストールすることで消えていきます。

自分の中、他人の中に矛盾を感じることが悩みの発端だと思うからです。

 

性格というのは変わらず、人格は使い分ける事ができる。

Aさんの○という人格と私の×という人格が触れ合っているのがコミュニケーションだとおもうようになりました。

Aさんは△という人格でBさんとコミュニケーションをとっているのかもしれません。

 

私の×という人格を否定されたら私の全人格が否定されたと思いがちですが、

否定されたのは何十個もある人格の一つと考えれるようになりました。

そうするとメンタルが強化されます。

 

悩みがでたときはこの文人主義目線で考えると解決することが多いように思います。

 

2022年のアハ!体験でした。