キャンプができる幸せ

今年初のキャンプをする。

1週間前の天気予報は雪。雪中キャンプを期待していたら、当日が近づくにつれて予報は晴れになる。

仕事を終えていつものキャンプ場へ向かう。

YOASOBIの「アドベンチャー」を聴きながら。

今日は特別な1日なのだ。

友人とこうしてキャンプができることはとても幸せである。

 

まだまだ寒いので薪ストーブキャンプである。

OSAKEMAN IPAで乾杯。

1年で一番、おいしい瞬間かもしれない。

 

皆で料理を作りあう。

私はお取り寄せのもつ鍋一択。

半切りキャベツを手で真っ二つにちぎる。

それをそのまま鍋に放り込む。これがよかった。

キャベツを切らないことで、ロールキャベツ風のとろろとキャベツになり

食べ応えがある。めんどくさくて真っ二つにしたのが功を奏したようだ。

何が成功の種になるかわからないものだ。

 

友人がコンビーフのアレンジ料理を作る。

マヨネーズを入れて混ぜる。

これが予想の2倍以上のうまさだった。

キャンプ飯の面白いところは、その場で新作が生まれるということだ。

味も思いもよらない方向へ行くことがあり

いい意味で期待を裏切る。

これだからキャンプ飯はやめられない。

普段の料理は予想の域を超えないし、たいてい予想以下だ。

 

キャンプ飯は雑だし、酔っぱらっているから変なものを混ぜる。

でもここから新しいものが生まれる。

サーモンマヨの炙り焼き

ベーコンとウズラの燻製

と宴は続いた。

 

薪ストーブでテントの中も高温となる。

温度計は25度。夏日になってしまった。

薪ストーブの破壊力は半端ない。

 

10時ころになりそろそろ限界を迎える。

今日は車中泊である。

朝は1℃の予想なので寒さ対策が必要となる。

 

今までいろいろな寒さ対策を考えてきた。

湯たんぽやホッカイロ、はたまた発熱ベスト。

今回はすごくいいことを思いついた。

「寝袋を2重にしたらいいんじゃない?」

なぜこれに今まで気づかなかった。

ダウンinダウン。

最強だった。しっかり服も重ね着をしたが

寒さを全く感じない冬キャンプは初めてであった。

なんでこんな単純な事に気が付かなかったのか。

 

2日目も夕方から宴を始める。

みぞれが降ってきた。でもテントの中は25度以上。

牡丹鍋

唐揚げ

エビフライ

サバの燻製

おでん 

 

腹がはちきれそうになってきたところで終了となる。

食べまくり飲みまくりができる幸せ。

 

一緒にキャンプができる仲間がいることにキャン謝である。