年に1回 おじさん達があつまりキャンプをしている。
去年は8人。今年は12人だ。
正確にいうとおじさん11人+女性1人
20代から40代。
子供が成人している人もいる。
5年前から毎年していて、1年の中で楽しみなイベントだ。
仕事終わりに、キャンプ場へ。
嬉しすぎて運転しながら涙が出てきた。
また開催できること、キャンプを一緒にしてくれる仲間がいること。
今年は心境の変化があった。
大切な友人たちに美味しい料理をふるまいたいと自然に思うようになってきたのだ。
少しいい肉とイクラを買って行く。
4000円ほどしたが、みんながおいしく食べてくれる顔が見たくて
買い物が楽しい。
酒を飲みながら、料理を作りふるまう。
「なんじゃこりゃ!」
とても喜んでくれる。
私も幸せになる。ドーパミンとセロトニンがどばどば出ているのが分かる。
人に料理をふるまうってこんなに楽しいことなんだな。
2日目もひたすら料理をしてふるまう。
あだ名が「料理長」になった。
お金の使い方はむつかしい。
人のために、お金も時間も使うことで得られる喜びがあることを最近少しづつわかってきた気がする。
こういうお金の使い方っていいんじゃないかな。
人のためにお金を使えると、幸福感が増すのかもしれない。
20代、30代の時は「綺麗ごと」だと思っていた。
自分のためにお金も時間も使いたい、と思っていた。
みんなが楽しいと自分も楽しい。
これが共同体感覚というものなのか?
ストレスの多い毎日だけど、
少しづつ生き方を見つけてきている気がする。
来年もキャンプができるように、頑張ろうと思う。