2泊3日のキャンプをした。
年に1回、キャンプ好きで集まってするのだ。
1年ぶりに逢う人達が多いのに、ついこの間逢った感覚だ。
1年経つのが早い。
おじさんず8(おじさん8人)だ。
年々、料理の質と量が変化していくのが面白い。
まず、肉料理が減っていき、食べる量が減っている。
8人いるので、1人1人の量が減ると全体では結構減るのだ。
ビールもあまり出した。
ただ、中華や天婦羅など料理の質はバラエティーに富んできた。
焚火を囲み、本当にどうでもいい話をして盛り上がる。
「1万年前も、人類はおんなじ話をしていたんだろうな」
と誰かがいう。
「煙がくさい」
とか
「いい火ができてきた」
とか。
話す人がいてもいいし、話さない人がいてもいい。
料理がうまい人。
写真を撮るのがうまい人。
いじられ続ける人。
コーヒーを入れるのがうまい人。
話がうまい人。
つっこみがうまい人。
居酒屋で、黙っていては場の雰囲気が悪くなるし相手も気を遣う。
焚火を囲めば、何も話さなくてもいいのだ。
「キャンプっていうか焚火をしにきてるのかもな」
と誰かが言う。
そうかもしれない。
焚火の力は絶大だ。
人をつなぎ、リラックスさせ、人に気を使わせることはない。
みんな、1歳づつ年をとっていくけど元気でまた来年会えることを楽しみにしている。