原始の記憶

2か月ぶりにキャンプした。

朝夕が涼しくなり、焚火が気持ちいい季節になってきた。

 

焚火を囲み、酒をのみ、語らう。

ただそれだけが楽しい。

料理を作り、ふるまう。

キャンプに来るとどうして、料理をふるまいたくなってくるのだろう。

自然とそういった感情になってくるのだ。

おいしそうに食べてもらうと幸せを感じるのだ。

 

天ぷら盛り合わせ、唐揚げ、麻婆豆腐、エビチリが好評であった。

みんなで食べるとおいしい。

 

料理がおいしい条件って

1.みんなで食べる時(気の合う仲間)

2.外で食べる時

3.お腹が減っている時

 

味付けだけではないのだ。

原始の記憶が呼び起こされるためなのか?

 

4家庭参加したので子供も多い。

合計8人。

まき割りしたり、火起こししたり勝手にやっている。

頼もしいし、見ているこちらもうれしい。

 

これが、人間の本来の姿なのだと思うのだ。

子どもたちは自由に遊ぶ。

さりげなく、お菓子をくれたりする。

脈絡のない話をしてくる。

でも、それをゆっくりと聞いてあげる心の余裕もある。

歌うのが恥ずかしい息子も、みんなと一緒に歌っている。

雨や風にやられたが、雨音も風音も楽しめる。

 

キャンプは余裕があるのだ。余白があり、こうしなきゃがない。

いかに日常がこうしなきゃで埋め尽くされている事か。

 

夜は十五夜で月が綺麗だ。

夢のような時間を過ごさせてもらった。

 

みんなに感謝。