子供が英検5級に合格して立派な合格証書が届いた。
合格することで、自信をつけてもらいたいとおもって受験を勧めたのだ。
中学受験もあるので、試験慣れしてほしいという気持ちがあった。
問題集を一緒に買いに行った。
リスニングが中心の問題集を探した。
これは自分の経験からであるが、文法や単語から覚えるのは苦痛だった。
英語が聞き取れる事を目標にしたほうが面白いとおもったからだ。
それに、人が言語を覚えるときはまず聞くことから始めている。
赤ちゃんはよく聞いている。
聞く→話す→書く 順にするほうが理にかなっている。
文法や単語を覚えても楽しくなかったけど
聞き取れた時はうれしかった。
その問題集は、文法よりもリスニングを大切にしていると書かれていた。
通訳の人のトレーニング方法を取り入れていると。
音声はダウンロード式で、速度を変えることができる。
1倍速が聞き取れたら1.2倍速→1.5倍速として聞いていく。
不思議と聞き取れていくみたいである。
自分も聞き取れるようになってきて楽しくなってきた。
1日10分から15分だけするようにした。
どうせ集中力がもたないから(親が)
英語が聞き取れるようになってきたのが自信になったようだ。
今年の目標の一つが英検5級に合格させる、であった。
親のエゴにならないように注意をしている。
私自身が30年前に受験戦争を経験した世代なので、勉強しすぎることの弊害もよくわかっているつもりである。
間違えると殴られるという、今では考えられない教育であった。
教育というより今では体罰である。
勉強は楽しくないといけない。
それに勉強は贅沢品であることを忘れてはいけないと思う。
子供たちが「努力をすれば結果に表れる」という経験をしてくれたことが一番うれしい。