インフレについて学ぶ
インフレが進行しています。
今月の電気代が7万を超えひっくり返りそうになりました。
オール電化なので被害は甚大です。
ウイルスやインフレも平等に人々を襲いますが
被害は弱者に集中します。
いよいよ、末端の物価(購入価格)が上昇してきました。
ここ、20年で初めての現象が起き始めました。
「価格据え置き作戦」はもう限界に来たようです。
輸入→メーカー→小売り の流れでやっと末端価格が上がり始めました。
日本国内だけであれば、物価が上がらない事は特に問題とはならないですが
海外と貿易をしているので、国内外の価格差が開く事はよくありません。
つくづく鎖国が好きな国だと感じます。
それに外圧(ウイルスやインフレ、戦争、天災など)がないと、変化できない国です。
変化は得意ではないけど、熟成は得意です。
なんでも熟成していきます。
ガラパゴス化も得意です。
なぜ、日本国民はこのような思想になってしまうのか?
「今を大切にする」「現状を受け入れる」という禅の思想が我々には沁みついているのではないかと思います。
変化しない事はとても心地が良い状態であることを知っています。
シンプル生活を心がけていくとGDPは下がりますが、生活満足度は上がります。
インフレについて勉強しました。
現在は需要ではなく供給不足でインフレが起きており
過去に経験したことがないタイプのインフレみたいです。
大変分かりやすく、インフレを深く勉強したい方には最適な本だと思います。
賃上げが起きるかどうかが、この国の未来を決定づける出来事になりそうです。
インフレが行き過ぎると、社会が不安定化します。
そこが一番気になるところです。