たまに読みたくなる村上春樹作品 過去の自分に出会う 【書評】

たまに村上春樹が読みたくなる。

年に1回くらい。

初めて読んだのは「1Q84」。

意味がわからなかったけど、クセになる言い回し。

無機的で、非現実的。

登場人物は少なく、読みやすい文体。

何か意味がある事をいっているようで、何も言っていないような。

でも、気になる。

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FIREのその先をみたくないかい? 【読書からの学び】

穂高唯希さんの「#シンFIRE論」を読みました。

「三菱サラリーマン」の名でブログもされています。

 

主体的に生きる事の重要性を中心に書かれています。

自分の人生は自分で決める。

主体的に生きると人生楽しくなりますね。

 

いくつかの考えを自分にインストールしました。

大変参考になる言葉がたくさんありました。

 

その中から3つ紹介します。

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ひきこもり問題の暗部をさらけだす 【漫画紹介】

ひきこもりや精神障害者、薬物依存者で医療につながれていない人達がいます。

そのような人達を医療につなげる民間会社「精神障害者移送サービス」を創業した押川剛さんという人がいます。

その人の活動が漫画になっています。

『「子供を殺してください」という親たち』というタイトルです。

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生きるのは大変だ 長生きはもっと大変だ 【書評】

久坂部羊さんの「オカシナ記念病院」を読みました。

医療エンタメ小説で医療の本質をズバリとつく作品です。

現代医療の「命第一主義」へのアンチテーゼとなっています。

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女性差別をあぶりだす 韓国社会をヒントに

韓国の合計特殊出生率が2022年は0.78というニュースを目にしました。

出生数は25万人で、日本の比ではありません。

大変な事が起きていると思いました。

先進国は軒並み合計特殊出生率が下がっていますが

韓国は断トツです。

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』という小説を読みました。

そこにヒントがありそうです。

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プロと素人の違いとは?

プロと素人の違いはなんだろうか?と考えます。

知識の量ではないことは確かです。

経験の量でもないような気がします。

 

では何か?

それは直観ではないかと思います。

直観だったら素人でもできると言われるかもしれませんが

もう一歩踏み込むと

知識と経験に裏打ちされた直観です。

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課題の分離をしてATフィールドを張る!

メンがヘラっているかどうかを客観的に分かる状態を発見しました。

 

自分の思考が今どこにいるのかを認識する事です。

アドラー心理学でいう「課題の分離」ができているかどうか?

アドラー心理学の「課題の分離」とは「他人の課題」と「自分の課題」を分けて考えるという事です。

私はこの思考法を知って、生きるのが大変楽になりました。

「それはあなたの課題です」と一刀両断してしまえば心にATフィールドを張る事ができます。

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ないものねだり、分捕り合戦よりも あるもの探しへ

ないものを探すよりも

あるものに気づく方がメンタルコントロールにはいい気がします。

 

日本の今後については悲観的な論調が多く

国際競争力低下

少子化

労働力不足

財政破綻リスク

過疎化

GDPが伸びない

戦争リスク

などなど。

 

国際競争力をそんなにつけないといけないものなのでしょうか?

日本は成熟しました。

暴力は減り

多様性は少しずつ認められるようになり

ルールはしっかり守られます。

食事もおいしく

治安は最高です。

実労働時間も減っています。

 

日本は少しづついい方向に変化しているように思えます。

役所に行かなければならない頻度も減りました。

税務署に行かなくても確定申告ができます。

 

競争ではなく、改善を繰り返すことでもっと過ごしやすい世の中になるような気がします。

 

個人の生活も同じです。

物を買うから、お金がかかるのです。

新商品も新品種も大して味に変わりはありません。

ブレーキをかけること

あるもので満足すること

労働時間を減らすこと

文化や芸術、健康に投資をしていくこと

 

文化強国を作っていくことが今後は必要だとおもう今日この頃。

 

「脱成長」っていうから反発したくなる。

何歳になっても成長はできると思っています。

 

ヤクインに中る

子どもがいると、ヤクインという自然災害に見舞われます。

逃れることができないヤクマワリがきます。

もちろんヤクイン報酬はあるわけではないのでボランティア。

ヤクインに中るかどうかは、1年のQOLに響いてきます。

 

中れば、あきらめ受け入れるしかありません。

嫌々するとストレスなので、どうマネイジメントするといいかを考えました。

 

資料作成をする場合、時間外労働と考え自分の1年の実績にしていきます。

意外と資料ができあがったときの達成感があります。

資料作成したあとのビールはいつもより美味しい気がします。

 

実は、充実しているのではないのか?

あながち、ヤクインをするのも暇つぶしになるし達成感というご褒美ももらえる。

この際だから、来年度のヤクインへ向け無駄仕事を削ってしまってもいいのではないか?

など、効率化を考えるのもいいかもしれないなと思います。

 

資料作成にもいろいろと技術がいるし、人の役になっている事なら嫌々するより楽しんでした方がいいのかもしれません。

悩み方のレッスン。悩み力を鍛えよう。

人間生きているといろいろと悩みが出てきます。

その悩みとの付き合い方をサイコパスおじさんこと岡田斗司夫さんが本にしてくれています。

知っている人は知っているというKing of マニア。

人生相談への回答も普通とは違います。

特に印象に残った、明日からでも使えそうな考え方をインストールしました。

 

1.悩むという行為は心のカロリーを消費する。「悩む時間」を決めておき、それ以外は悩まない。

2.社会はアクションゲーム。ルールが変われば、ルールを理解してゲームを続ければいい。

3.親のようになっても子供はちゃんと育つ。

 

まだまだたくさんありますが、特に印象に残った言葉たちです。

1は悩む事は生理現象であり、かならず起きる心の反応です。悩みを解決するのではなく、「時間制限を設ける」という変化球を投げてきました。

 

2は社会に対する不満を緩和するための考え方。少子化も高齢化も、増税も、孤立も、ウイルスも戦争も、社会で進起こる事はコントロールできません。ゲームのステージが変わったと思えばいい、と思えばあとはルールを理解するだけ。そこで一生懸命生きるだけでした。

 

3は子育てに対する悩み。ちゃんとした親じゃなきゃいけない、という呪縛から逃れるための思考法。虐待を受けてそだった相談者に対する返事です。親になる自身がないという相談者に強烈な一言。「そんな親に育てられて、ちゃんと育ってんじゃん」って事。放った矢が自分に刺さりました。

 

人生は考え方次第。悩みも考え方を変えるとエネルギーに。