世は乱れるのがデフォルト

思い通りにいかない時

突発的な事がおきる時

子どもが片づけをせず部屋が散らかる時

洗い物が次々に溜まる時

仕事がどんどん増える時、イライラしてしまいます。

 

何もしていないと、世の中は乱れる方向へ向かいます。

必ずといっていいほど。

勝手にゴミが減ることはありません。

人間が必ず死ぬのと同様

絶対に世界は乱れます。

 

もし安定しているのなら、誰かが働いているからということになります。

乱れることがデフォルトで、安定している事は奇跡なのです。

 

そう考えるようになってから、イライラが減りました。

乱れるのが当たり前。

今日も明日も、明後日も快適に過ごすことができているのなら

毎日が平凡で同じような日常であるなら

それだけで、感謝すべき事です。

 

身体は弱る方向へ自然と向かい

心は不安定になる方向へ自然と向かいます。

記憶力は悪くなる方向へ向かうし

毛髪は抜ける方向へ向かいます。

 

それをわかっていないと、苦痛を感じます。

 

若い時は乱れることに苦痛を感じなかったのに、

年をとるとなぜ不安定な状態にイライラしてしまうのか。

一つは本能的に恐怖を感じているのではないかと思います。

 

不安定な状態は努力をしないと、

もっと不安定な状態になることを経験として知るようになります。

その恐怖が不安やうつ、イライラへと変わるのではないか。

 

最近そう思うようになりました。